迎え盆送り盆

「まざまざと いますがごとし 魂祭」
魂祭というのは、お盆の時にご先祖の御霊をお祀りをする。
ナスやキュウリで牛や馬をお作りになって、ご先祖さまや亡き人を13日にお迎えし、15日にお送りをする。
仏さまがこちらにお帰りになるときには、少しでも早く帰って来ていただきたいという気持ち、馬の方が早いものですから、馬に乗ってお迎えをする。
お帰りになる時にはゆっくりとお帰りになるようにといって、牛のほうがゆっくりですから、なすで牛を作って、牛に乗せてお見送りをする。
そしてそのお盆の間はご先祖さま、仏さまと一緒に暮らすんだという、ご先祖以来、長年にわたって続けてこられた良き習慣です。
今日は送り盆、ご先祖様を想う心持ちがこのお盆の一番の大事なところだと思います。

カテゴリー: 日々の出来事

2018/07/15