本山妙心寺
 
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本山の風景です

妙心寺(みょうしんじ)は臨済宗妙心寺派の本山です。
山号を「正法山」(しょうほうざん)といいます。 古都がきざむ歴史とともに歩んできた妙心寺は、10万坪の広大な境内地を擁し、諸堂伽藍 (がらん)は 典型的な禅寺様式で日本随一といわれています。その七堂伽藍(山門、仏殿、法堂、方丈、庫裡、浴室、東司)を 四十七の子院塔頭(しいんたっちゅう)が取り込み、それぞれ重要文化財に指定されています。 また史跡名勝に指定された庭園、国宝、重要文化財の建造物、歴朝宸翰(れきちょうしんかん)文書、絵画等の数もおびただしく、花園妙心寺は現代禅の淵叢であると共に、わが国文化財の一大殿堂です。

 開 山  無 相 大 師(関山慧玄禅師)
 開 基  花 園 法 皇(1297〜1348)

花園法皇は仏教、特に禅宗に深く帰依(きえ)せられ、花園離宮を改めて禅寺としました。大徳寺の開山大灯国師の法嗣(ほっす)である関山慧玄(かんざんえげん)禅師を、美濃の山村、 伊深から迎えて開山としたのが正法山妙心寺の始まりです。 以来七百年余、開山無相大師(かいさんむそうだいし)の禅風は 全国の末寺と共に脈々として伝えられています。


わ た し た ち の 宗 門
宗 派 臨済宗妙心寺派(禅宗)
宗旨・教義 お釈迦さまの正法を相承(うけつ)がれた初祖達磨(しょそだるま) 大師、宗祖臨済禅師、さらに開山無相(かいさんむそう)大師に及ぶ一流の禅を宗旨及び教義とします。
本山・寺院 正法山妙心寺(京都花園)を大本山とし、建武四年(1337)花園法皇の勅願 (ちょくがん)によって創建され、開山無相大師の法流は四派に分かれて、 全国三千四百ヶ寺に広がっています。
本 尊 釈迦牟尼世尊(しゃかむにせそん)を大恩教主と仰いで尊崇(そんそう) し、因縁により釈迦如来、観世音菩薩等をお祀りします。
教 典 お釈さまの正法をそのまま心に頂く宗旨ですから、特に教典は一定しません。主に般若心経、大悲咒、観音経、開甘露門、 坐禅和讃、宗門安心章(しゅうもんあんじんしょう)をお誦みします。
宗 風 宗門は僧俗ともに禅の安心(あんじん)を求める同心同行であり、開山無相大師の 「請う其の本(もと)を務めよ」の御遺誡(ゆいかい)と、開基花園法皇の 「報恩謝徳」の聖旨を体して仏法興隆を実践する教団です。
信 条 自心仏であることを固く信じて坐禅にはげみ、本当の自分にめざめ、どんな苦難にもくじけず、常に脚下(あしもと)を照顧(みつ)めてくらしを正し、生かされている自分を感謝しつつ世のため、 人のためにつくします。
檀 信 徒 檀信徒は花園会員として和やかに力を合わせ、社会を「心の花園」と念じて正法をひろめるようつとめます。
宗務機関 妙心寺派宗務本所 (京都市右京区花園妙心寺町)

妙心寺派の「生活信条」と「信心のことば」

   生活信条
   一日一度は静かに坐(す)って身(からだ)と呼吸と心を調えましょう。
   人間の尊(とう)とさにめざめ、自分の生活も他人の生活も大切にしましょう。
   生かされている自分を感謝し、報恩の行(ぎょう)を積みましょう
   信心のことば
   わが身をこのまま空(くう)なりと観(かん)じて静かに坐りましょう。
   衆生(しゅじょう)は本来仏(ほとけ)なりと信じて拝 (おが)んで行きましょう。
   社会を心の花園と念(ねん)じて和(なご)やかに生きましょう。


以上が、妙心寺派の教えである禅の基本理念です。お解りいただけたでしょうか。
禅は、われわれの日常生活とまったくかけ離れたものではないのです。ふだんの生活のなかに禅はあるのです。 幸にも、この世に生命をうけ、いま多くの人の和合により自分が生かされています。
この事実に感動をよび起こし、感謝しましょう。 おのれの生活環境・境遇をありのままに素直に受け入れ、つねに仏心をはぐくみ最大限の努力をして生きましょう。
いま、わたしがなすべきことは何か? を常に自覚し、実践していくことが「在家禅の生き方」なのです。