授戒会開講
自春見老大師染筆の木版です

生 死 事 大 
しょうじ じだい

無 常 迅 速 むじょう じんそく

光 陰 可 惜 こういん おしむべし

時 不 待 人 とき ひとを またず

 妙心寺管長 
  自 春 見
 花押
駒札、授戒会案内立看板、山門前に建てます
 お授戒(じゅかい)とは
お釈迦さまがお説きになった私たちが守るべき心の戒めを、 戒師さまよりお授けいただき、真の仏教徒として自覚して生きるための儀式です。
日本では、奈良時代に中国の高僧鑑真和上(かんじんわじょう) を招いて東大寺で行われたのがはじまりです。 以来1200余年もの間、受け継がれています。

 1.不殺生戒(みだりに殺生しない)
 2.不偸盗戒(我欲に走り、盗みをしない)
 3.不邪淫戒(みだらな行いをしない)
 4.不盲語戒(人を惑わす言葉を使わない)
 5.不飲酒戒(心身を乱す酒は飲まない)

この五つの戒が仏教徒が守るべき「五戒」です。この戒を授けていただくために集まった人を戒徒といいます。加行礼拝の修行をして、はじめて導師さまから戒脈が授与されます。

まずは、懺悔し、ご仏名をお唱えして、礼拝する戒徒衆です


加行礼拝  「けぎょうらいはい」 と言います
これまでの自分の生活を心より懺悔し、身も心もなげ打って礼拝し、 過去の垢をきれいに落とします。 これを加行礼拝といいます。その修行ののち、お釈迦さま以来の戒法を伝授され、真の仏弟子となったその証明として、 戒師さまより授与いただくのが戒脈です。
須弥壇上の戒師管長様、戒徒に戒脈を授けています

 

戒脈授与 「かいみゃくじゅよ」
檀信徒としてお授戒に参加することは、人間の尊さにめざめ、今日を清らかに、明日を楽しく迎えられるありがたい心を、 見いだすことのできるまたとない良い機会です。

須弥壇上の戒師管長様、戒徒に戒脈授与  
 

 記録メモ
平 成 2 年 11 月 5・6・7日 開 講
 戒 師  大本山妙心寺派管長  自春見 春見文勝老大師
 唱名師  妙心寺塔頭霊雲院住職  曇華室 則竹秀南老大師
 布教師  妙心寺派布教師  平田寺住職 竹中玄鼎大和尚
 戒徒総数  1200名  先祖供養 1300菩提



  「会 後 所 感」
静岡西教区発行、 御親化授戒記念誌より抜粋 <中 略> 
天候不順のこの年、三日間を通じ終始好天の秋日に恵まれ、幸いでした。さらに、教区各寺院が一丸となって緻密な企画のもと諸大徳の随喜を得て、つつがなく盛大厳粛裡に無事円成しましたことは、会所として住職はじめ役員総代一同この上もない歓びであります。 檀家戒徒衆もじかに大本山妙心寺管長自春見 春見文勝猊下のお言葉をはじめ、曇華室則竹秀老大師指導による加行礼拝、 平田寺竹中玄鼎大和尚の心あたたまる説法に接し、みな深い感銘を受けたその功徳を折々聞くにつけ、住職冥利に尽きる法悦をかみしめておる昨今です。
当山開創四百年の歴史のなか、御親化授戒会の又とない御縁を与えてくださった教区役員の和尚さまをはじめ、各寺院諸大徳には厚く御礼申し上げます。
私自身にとりましても多くの教訓と教示を賜り、貴重な糧を得ましたこと、向後の教化活動に役立てる所存であります。誠に、ありがとうございました。
住 職  合 掌。 
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