4月8日 
 
花御堂と誕生仏の荘厳
きょうはお釈迦さまの誕生をお祝いする日です。この日のことを灌仏会 (かんぶつえ)、仏生会(ぶっしょうえ)、龍華会(りゅうげえ)、 降誕会(ごうたんえ)などとも呼ばれています。 これはお釈迦さまが誕生されたとき、天上界より九龍が現れて香水をそそいで身体を洗い浄めたという故事に由来しています。

お釈迦さまは故事によりますと、お生まれになられて七歩あゆみ、天地をさして「天上天下、唯我独尊 (てんじょうてんげ、ゆいがどくそん)」と叫ばれたといわれています。
この七歩とは、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上という迷いの世界(六道)を離れ、仏道の修行を進めていくことをさします。 又、天上天下‥‥云々とは、この世のすべての人々はみな一様に尊厳で清浄な心をもっています。 その尊さに自らも気づくよう修行に励むとともに、 他をも教え導き一切の衆生が無為安楽な生活を送れるようにという願いをあらしたものです。

浴仏の偈
我れ今もろもろの如来に灌沐し奉る
淨智をもって荘厳し給える功徳聚なればなり
五濁の衆生をして垢を離れしめ
同じく如来の淨法身を証せしめ給わんことを


「誕生仏の像」に甘露の香水である甘茶をそそぎます。
お釈迦さまの正しいお智慧をいただき、わたしたちの身心にこびりついている煩悩妄想の汚れを洗い浄めて 本来無垢なる仏性の光の玉を磨かんことを誓いましょう。
お経を唱える檀信徒
甘茶をかけて己を浄める
降誕会参集の檀信徒

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