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平成16年(2004) 賀 春 号 (9 号)
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★ いちばん 早い お正月
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住職 雲 井 泰 正 合掌
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お正月は、12月31日が一月元旦に変わった瞬間に訪れます。地球は、申すまでもなく西から東に向かって24時間かけて回転しています。地球全体が即座に元旦になるわけではありません。太陽が東から昇って日本の各地が旭日をあび、きようという日を迎えても、世界のある国は、まだきのうで、国じゅう真っ暗、みんなぐっすり眠っています。太陽と地球の位置によってちがうわけですが、そのために世界の標準時刻とか、日付変更線があります。日付変更線は北極からベーリング海を通って、ちょうど太平洋の真ん中東経180度に沿って走っています。この線を境として世界の日付が切りかえられます。そして、地球の自転にしたがい、おおむね経度15度に1時間ずつ、時間がずれていきます。 さて、それならば地球上でいちばん早く元旦を迎える国はどこかというと、南太平洋にあるトンガ王国です。トンガの王さまは、いままでになんどか来日された親日家です。この国に元旦が訪れたとき、世界の標準時刻では、まだ前年の12月31日の正午です。日本では大晦日の午後8時になります。除夜の鐘がなり始めますと、平成15年に別れをつげて、いよいよ16年甲申(きのえさる)の幕開けです。 みなさま、新年あけまして、おめでとうございます。 まずは、仏前に一家の無事息災を願います。ご先祖さまあっての私たちです。ご先祖さまの平安もあわせて祈りましょう。三が日のうちには、菩提寺に初詣でしましょう。 |
| こころ洗われた御親化授戒会
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会所・細江町寶渚寺 期日・平成15.11.13〜15 |
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総代 大石 健次
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静岡西教区で5年に一度開かれる御親化大授戒会(ごしんげだいじゅかいえ)に、役員のみなさまとご一緒に参加させていただきました。授戒会は、人間として守るべき戒を授かり、仏教徒として生活することを誓う儀式です。心のよごれを清めて下山するようにとのご教示に、終日緊張の連続でした。 最も感動したことは、本山管長西片義保老大師(にしかたぎほろうだいし)さまのお姿でした。なんと静かで軽やかなお姿であったことでしょう。その静けさの内からお言葉が凛としてひびくのです。 生き仏さまに接していただいているという感じでした。この管長さまから戒を授けていただけるんだと思い、読経・加行礼拝(どきょう・けぎょうらいはい)の行に集中して取り組むことができました。 ![]() お釈迦さまがお説きになった戒は、つぎの五つです。 一.みだりに殺生しない。 一.我欲に走り、盗みをしない。 一.みだらな行いをしない。 一.人を惑わす言葉を使わない。 一.心身を乱す酒は飲まない。 管長さまのご垂訓や説教師さ まの法話を聞きながら、自分の生活をふり返り、これからは、この五戒を心にとめて生活していこうと思いました。 根本は、いのちの尊さを深く自覚して、いのちを輝かせるように努めることだと思いました。ご先祖あってのこのいのちです。米・野菜・牛・豚・魚等々の命をいただいて保たれている私たちの命です。おかげさまで、生かされていることに感謝し、このいのちを全うしたいと心からおもいました。 心地よい疲労感と、心洗われて喜びをかみしめて下山しました。 |
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第五十三回全国奉詠大会
本山大会に登壇奉詠妙心寺法堂に 八方にらみの龍 吟じて詠う |
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無相教会海龍寺支部 御詠歌部長 神谷 ふね
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昨年の10月9日に第53回花園流無相教会全国奉詠大会・本山大会に初参加しました。 本山大会参加は、支部結成以来の夢でした。今回、新命さまのご指導により実現しましたことは、部員一同、大いなるよろこびです。
8日の朝7時、マイクロバスに搭乗し、秋の景色をながめながら東名・名神をひた走り、一路京都へ。ちょうど正午に、妙心寺開基花園法皇(かいき はなぞのほうおう)さまゆかりの大徳寺に到着、山内の総見院で昼食、休息しました。総見院は、豊臣秀吉により創建され、織田信長公が祀られています。また新命さま、修行時代の同僚の和尚さまがおられて、 堂内や境内を拝観させていただきました。その後、本山妙心寺におもむき花園法皇さまを奉安する玉鳳院御殿(ぎょくほういんごでん)に拝塔・献詠し、明日午前の登壇をひかえ、東山のホテルに宿泊しました。 9日は登壇日。駐車場には全国から大型バスが次々到着。小世帯の私たちは圧倒されがちでしたが、一同身をひきしめて奉詠会場、狩野探幽筆(かのうたんゆうひつ)による天井絵・八方にらみの「雲龍図」がある法堂に入りました。 管長さまは、挨拶のなかで「日ごろの精進の成果を遺憾なく発揮してくださることを念じます」とのお言葉をちようだいしました。また奉詠を前に初参加ということで無相教会本部長さまより、本部長賞を支部を代表して私が壇上にて受賞しましたことは、感激この上ない喜びでした。 いよいよ本番当来、登壇は2番目。課題曲は「無相教会御和讃」です。部員一同、全身全霊をもって無心三昧に奉詠することができ、さわやかで、しかも整然として、かつ堂々と迫力ある奉詠とのほめすぎの講評をいただきました。 貴重な体験と感動を味わい、誠にありがとうございました。 | |